留学して仕事して、楽しんで英語を勉強しよう

東京、アイルランド、カナダでの生活を終えて。 誰にも言ってなかった事、ぶっちゃけていきます。

韓国人の彼女との出会い その④ 〜アイルランド留学編〜

運命の告白の日

 

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僕が今尚お付き合いさせていただいてる方と、どう出会ったのかって話なんですが、 

一応ざっくり話して4つの記事くらいになるので、それをまとめています。

 

 

*あくまでも僕の記憶の中の出来事なので、虚実取り混ぜて話してしまっているかもしれません。

 

過去の記事はこちらから↓

 

 

teppei-kuwabara.hatenablog.com

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Sunjeong に気持ちを告げる当日、僕に迷いはなかった。

自分の気持ちに正直になって何が悪い。と言う子供染みた発想と、自分が行動しなければ何も変えられない現実に自ら動くしかなかったからだ。

 

まず僕がしたことは、Sunjeong を呼び出し、僕の気持ちを伝えること。

これは当時最優先事項であり、自分の立ち位置を確かめるための必須事項だった。

 

『まずは別れてからにしたほうが良かったんじゃない?』

 

とよく言われたものだが、僕は思ったら行動に移さないと気が済まないタイプなので、何を優先すべきかは分かった上で決別を後回しにしたため、愚問である。

 

 

僕は学校帰り、Sunjeong をカフェに呼び出した。

当時彼女は苦しんでいた。

と言うのも、周囲から僕と浮気をしているかのような濡れ衣を着せられ始めていたからだ。

そして開口一番、僕は謝罪した。

 

 

『I'm very sorry for letting all those stupid things happened to you and making you involved in this.』

(バカなことに巻き込んでしまって悪かった。)

 

 

彼女は涙ながらにこう答える。

 

『It's ok. I am sorry.』

(大丈夫。私もごめんね。)

 

 

僕は感動した。

全ては僕と(X)が始めたことに過ぎないにも関わらず(ましてや巻き込んだのは僕たちだ。)、謝罪をする彼女にだ。

何を謝るのか。とも思ったが、僕はこう続ける。

 

 

『 I know It's very stupid of me saying this. But... would you be my girlfriend?』

(こんなこと言うなんてバカかもしれないんだけど、、、僕と付き合ってくれないかな?)

 

 

 

彼女の答えは Yes. だった。

 

 

 

だが、彼女は後に号泣する。

彼女は、僕が彼女を呼び出して、深刻な話をし、『もう君とは2度と話せない』と告げられると思っていたからだ。

周囲の彼女に対する酷評のストレスと、好意を抱いている相手に悲惨な告白をされるかもしれないという想像と現実の隔たりに、心が崩れてしまったようだった。

 

僕はそこまで人を追い詰めてしまっている現状に、申し訳ないと思うばかりか、2度と繰り返すまいと心の中に誓った。

 

 

 

 

そして無事、告白は成功したものの、問題はまだ僕と(X)の関係が宙ぶらりんのままだと言うことだ。

僕は帰路に着くと同時に、(X)の携帯を鳴らす。

『ガチャッ。yes?』

X)は応答した。

いつぶりだろうか。彼女の声を聞いたのは。

僕はこう伝える。

『僕は君からの返事をずっと待っていた。だが君は全く答えようともしないし、この音信不通の期間僕はずっと考えていたけど、僕は Sunjeong が好きになってしまった。だから、この中途半端な関係をきっぱりさせたい。』

 

そう言うと彼女は激怒した。

『やっぱりそうだったんじゃない!あんたは私の人生で出会った人の中で一番最低な人間だ。ガチャッ。』

 

 

彼女は電話を切った。

正直彼女の言葉に反発したい気持ちもあったが、これ以上はやめておくことにした。

これでもう関係を明確にしたことに変わりはないのだから。

 

 

 こうして複雑だった関係も明快になった今、僕の心は晴れていた。

後はもう前を見て生活するだけだと思っていた。

 

 

だが翌日、僕は学校での様子がおかしいことに気がつく。

 

 

彼女の周り、僕の周りで仲の良かった韓国の友達が一斉に僕と Sunjeong を敵視し始めた。

学校にいたほぼ全ての韓国人といっても過言ではない。

相まって続く、集団無視。今までの関係が全て虚偽の世界だったのではないか。と思わせるほどだった。

 

 

僕は至急(X)に問いただす。

 

『なんで僕と君の間の話なのに、周りを巻き込む必要があるんだ? ましてや Sunjeong まで。僕は君が彼らになんて言ったか知らないけど、僕とSunjeong は大切な友達を何人も失った。彼らは僕たちと口を聞いてくれさえしない。どういうことなんだ?』

 

 

 

彼女はこう答えた。

 

『もう私に話しかけてくるな。』

 

 

 

これには正直僕も打ちのめされた。

やってくれたな。と。

そして僕は一人一人、僕を避けていた友人たちに謝罪して周った。成果の無い日ももちろんあった。

Sunjeong は友人を全て失ったと嘆き、すぐさま別れ話になる日もあった。

 

 

僕は数週間かけてこの関係を修復させようと努めたが、全てが報われることは到底望めなかったのも事実だ。

 

 

 

 

こうして祝福されて始まった恋愛でもなかったのだが、僕たちはそれでも幸せだった。

全てを失っても得られたかけがえのない存在であることをお互いが分かっていたからだろう。

 

 

 

 

 

 

 

これで出会い編は終了です!!

読んでくれてありがとうございました。笑

 

 

また別のストーリーも書いていきます。

よかったらフェイスブックとかでシェアしてくれると嬉しいです。

 

 

 

ではまた!

 

 

 

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