韓国人の彼女との出会い その① 〜アイルランド留学編〜
現在に至るまで、僕が本当に愛おしいと思える人
これは彼女と出会う1日目のお話なので、あまり何も期待せずに読んで欲しいです。笑
こういった話は特定の人にしか話してこなかったので、明確に覚えているかと言われると答えは No.
虚実とりまぜて話してしまうかもしれないけど、あくまでも僕の記憶の中のお話。
僕の彼女の名前は Sunjeong (ソンジョン)
韓国籍の方で、かれこれ彼女と出会ってから 約2年と半年が経った。
あれは確か僕の留学が始まって4ヶ月が経とうとしている頃だったと思う。
僕は英語にも馴染みが出てきていつも通り学校に通っては Jaime や Jacob たちとクラスでバカ笑いし、くだらない話に花を咲かせていた。
休み時間にもなればタバコを吸いに、学校の隅にあるカフェテリアの外の小さな小さな喫煙スペースで一服する。
いつも僕の隣にいるのは決まってIacopo(ヤコポ), Jeffely(ジェフリー) だ。
Iacopoはタバコを一本吸ったら必ず、どんな話をしていようが、喫煙所を出て携帯を触りに行く。
Jeffelyは決まって顔満面の笑顔で昨日の出来事や、彼に何があったかまで教えてくれる。
彼らは僕の良きタバコ仲間であり、喫煙所は授業で疲れ果てた頭をリフレッシュさせる唯一のオアシスだった。
僕はいつも通り彼らと煙をふかし、昨日の学校終わりや、クラブがあーだこーだで話が盛り上がる。
そして、ある月初だったか。毎月必ず10名ほどの新入生が学校へやってくる。
1人の女性が僕らのタバコを吸っている喫煙所の隣のカフェテリアへやって来た。
彼女の名前は Valentina(バレンティーナ)
僕の担任Steveの奥さんであり、学校の顔であるレセプションをしている。
彼女はこう言った。
『You guys, would you be quiet for a while, please? as new students are taking test soon here.』
( これから新入生がカフェテリアでクラス分けテスト受けるから、静かにしてね!)
僕たちはさっきまでとは打って変わって、声をひそめながら会話を続ける。
ジェフリー:『昨日のサッカー見たか?あいつがあそこで。。。』
僕:『お、もーすぐ時間だ。クラスに戻らないと、、』
とカフェテリアに目を向けた時、ある女性が窓際に座るのが眼に映る。
腰まで届くかというサラサラの黒髪でロングヘア、毛先はアイロンで巻いたようにカールしている。寒い季節にぴったりのブラウンのニットを来て、黒いスキニーパンツを履いている。
メイクはアイラインが少し強めに見えた。
彼女はペンケースを開け、ペンを持ち、、、僕は一瞬目を奪われていることに気が付いた。
そう。その彼女こそ Sunjeong だった。
僕は後に恋敵になるJeffely と『彼女は日本人だ。いや韓国人だ』なんてどうでもいい会話をしてクラスへ戻った。
授業を終え、クラスが3階にあった僕たちは、建物を出ようと階段へ向かう。
(その日はたまたま以前のクラスルームのホワイトボードの不調か何かで、別室へ移動して授業を受けていた。)
友達と待ち合わせ、階段を降りているその時、
不意に彼女が2階のクラスルームから出て来たのだ。
もちろん喫煙所での脳が麻痺する感覚を鮮明に覚えている僕は、
また一瞬、視線を彼女に奪われる。
すると更に突然だった。
彼女の隣にいた女の子(僕の友達だった)が、
女の子:『Hey, Teppei. She is Sunjeong.I wanna introduce her to you. Cuz she told me she likes japanese culture, and you are one of my friends from Japan so.』
(鉄平! この子ソンジョンっていうの。彼女日本のカルチャーが好きで、あんた日本人じゃん?だから紹介したいんだけど。)
僕:『Hi....』(どうも。。)
こうして僕とSunjeongは知り合う。
だが僕は意識はしていなかったが、彼女との唐突な出会いと、必然性の欠けたようなこの状況に、顔を赤らめてしまったことは鮮明に覚えている。
そして、ここからの展開がややこしくなるのは、当時、僕には彼女が居る。ということでもあった。
次回は続きを書きまーす!
ではまた!
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