留学して仕事して、楽しんで英語を勉強しよう

東京、アイルランド、カナダでの生活を終えて。 誰にも言ってなかった事、ぶっちゃけていきます。

『10年後のビジョンを持て!』という言葉は何の解決にもならない。〜番外編〜

先輩の言葉の矛盾

 

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これまで、

 

『お金なんて』

『老後までにお金貯めときゃいい』

 

とか、漠然と考えちゃいたけど、どうもそう言うわけにはいかないようだ。

 

 

 

考え方の構築

 

大体の必要金額を算出する『金銭知識』

今いる場所で大丈夫なのか、という『経営知識』

将来どうしていけばいいかという『計画性』と『メディアに惑わされない知識力』

 

これらが揃ってやっと、夢や希望が持て、面接や、採用、モチベーションへとつながる。

 

 

漠然とできる人というのは、『直感が優れている』というに他ならない。

さもなくば、働いている最中に『不安や、恐怖』が伴うに決まっていて、

『転職』や、『キャリアチェンジ』など、芯がブレるというのはそう言う事だからだ。

 

 

必ず成功すると言う『狙った計画性』、『ここまでの金額にたどり着くと言う金銭の逆算』、『時代のメディアに流されない自分と、流されている人を上手く使ったビジネス』今わかるのはこれだけだが、前よりも良くわかってきた気がする。

 

この計画に添いながら更に壁が現れる。

これが、まさにその人にしか超えられない壁。であり、この壁というのは、いま僕が目の当たりにしている壁とは全く異なるものなのでは無いのだろうか。

 

 

計画があって、進んでいる最中の壁ではなく、迷っている最中の壁なのだから、八方塞がりになっているだけだ。

ただ、尊敬する同年代の子や先輩からの言葉を受け、考える機会をいただいたので、まとめようと思う。

 

 

10年後のビジョンって?

 

普通に生きていたらそんなもの簡単に持てるはずが無い。

それを人は簡単にも『10年後のビジョンを持て』と言う。

その意味もわからないまま、ただ質問に答えようとすれば、

『なんとなく100万円稼いでいたい。』や、

『家族を持っていたい。』

など、ぼやっとしたイメージしか持てないのが現実だ。

では、その100万稼ぐためにはどうすればいいのか?

 

その人には、

『じゃあこの職業では100万稼ぐのなんて無理だ。幸せにはなれない。転職しよう。』という答えになる。

もしくは、

『よし。よくわからないから考えるのを辞めて、現状維持で今を頑張ろう。』

となってしまう。

 

 

 

この質問、10年後のビジョンは何だ?』

というのは、すごく嫌らしい質問だと思う。

 

 

なぜなら、質問者には10年後のその人のビジョン、お金、将来に責任なんて無いわけで、どうだっていい。

その上、考え方のわからない人には、『いますぐ転職しろ。』と遠回しに言っているようなものなのだから。

事実上、質問者は『それ以上聞こうとしない。』なぜなら、その人が10年後のプランを持っていようが、持っていなかろうが、『あなたの将来なんてどうでもいいから』だ。

例えて言うと、会社の場合、上司とあなた。

あなたが、上司にとって、自分の下でこのまま働き続けてくれる意志を持つ者か、もしくは反逆者として自分の下を離れてしまうような存在なのか。それを認知する方法の1つが、

10年後のビジョンは何だ?』

と言う質問だとも取ることができる。(もちろん親身になってくれる人はいると思うが、それは結果として自己利益が頭の片隅にある事が多い。これは決して悪いことでは無い。)

 

10年後のビジョンが無い』場合は、この先も自分を考える力の無い駒として生きて行く(それはそれで幸せでもあるが)、つまり誰かの下で自分の時間を浪費しながら生きていく。自分の人生にどこか、足りない部分を感じるどこか不安を感じながら生きていく。と言うことである。

 

10年後のビジョンがある』と言うことは、両者のビジョンがそぐわない場合『改めて正しい居場所を探す』ことができたり、様々な方法で面倒なことは前もって回避できる

 

突き詰めて言えば、10年後のビジョンを、『狙った計画性』、『そこまでの金額にたどり着くと言う金銭の逆算』、『時代のメディアに流されない自分と、流されている人を上手く使ったビジネス』これらの知識が無い人には、考えようも無いのだから、

 

10年後のビジョンは何だ?』=『自分で調べようとしない人間は廃れればいい』

 

と、一言で一蹴しているようなものだ。

 

 

すごく意地の悪い言い方だと今は思う。

 

 

質問者には、『責任』、’『思いやり』等が全く無い場合には有効かもしれない。

『あえて自主性を引き出したく無い』

場合はすごく有効である。

 

また、質問によって、

『その人の自主性を引き出したいから。』

『そんなことも考えられないようではダメだ。』

『自分の将来について考えられない人はダメだ。』

と思っているなら、

その質問者は、自分の生涯を『自己中心的』な考え方で生き抜き、人を育てる立場にはいなかった、もしくは貴重な素材を逃してきた、ということがあるかもしれない(これも別に悪いことでは無い)

 

 

考え方の転換

 

僕だったらこう聞く。

 

『自分の10年先のことなんて本当はどうなるかわからないけど、とりあえず、今考えられることがあるよね? そのしようとしている仕事をすると、お金はどう回るの? どういう経営をすればいいと思う? じゃあ実現するためのマーケティングや方法論はどんなものがあるかな? 1つでも知ってる?』

 

 

めんどくさく聞こえるかもしれないけど、

もしこれを全て一発で答えられて、画期的なアイディアなら、その若手の人材はきっと独立したほうがいい。

 

こんなことはいろんな経営者に聞いたって、100点満点答えらるはずはないけど(そんな人がいたら経済傾いちゃう。)人生がうまく行ってる人はきっと道中に考えたことがある内容だと思うし、今でも試行錯誤している最中なんだと思う。

 

何かが自分の中で足りて無いと感じるとすれば、それはきっと自分ということを全く突き詰められていないと言うこと。

漠然とした不安や、それを『まあ今はこれで大丈夫か。』と流してしまっているのであれば、それは重大な事であると気づくべきだ。

これを知ることはもっと有意義な生活を送ると同意義であり、不満を抱えたり、不安を抱えることは比較的少なくなる、と信じている。

 

 

 

僕のケースで言えば、僕がうまく行っているかと言うと

『全くそんなことはない』

 

 

あれがしたい、これがしたい。こうすればきっと。。。なんてボヤけた幻想に直感で従い、失敗してきたタイプ。

今もそれと変わらない。

みんながそうはできない経験をたくさんして、楽しい人生を送ってはきたけど、毎日がドキドキしてるけど、それは健全な悩みではなくて、崖っぷちに立っているのと同じ。

それに気がつかずに人生を送ってきたことを、今更ながら自分に驚いてます。

24年間も、今考えるべきは『自分』が一番大切と言うことに気がつかず、無知のまま、周りに流されて生きているという事にやっと気がつきました。

危うく本当に何がなんだかわからないまま猪突猛進して、いつの間にか、崖から落ちていたのかもしれません。

崖の下を見れば、キリが無くって、空を見れば、自分より断然優れた人たちがいて、『将来どこに居たいか?』って聞かれれば、今なら迷いなく『空に居たい』って答えるでしょう。

 

 

美容師をやる、と言い出したあの日から、

右往左往して、道に迷い、

迷って選んだ道は間違っていて、

悩んで悩んで、お金の流れや経営、マーケティングを勉強して、

やっとわかった自分の立っている場所。

 

 

 

でもそうやって通ってきた道が無かったら、今の自分の考えも、何もかも無くって、何も知らないまま幻想だけ抱いて生きて行ったんだろうな。と感じます。

 

 

だから、自分がもし経営者なら、自分の下の子に、

10年後の計画はあるのか?』

なんて質問は絶対にしません。

ましてや、

『本当に美容が好きなら、とにかく頑張ってみろよ!』

『やってたらそのうち好きになるよ。』

なんて無責任な事は言いたくありません。

 

 

 

僕ならきっと、

『自分の10年後を考える事はすごく大切。でも、それを考える前に、僕だったらお金の勉強をするかな。10年後のビジョン(自分の夢+方法論)を持てる人は、それを考えられる頭をまず持たなきゃいけない。そうしてやっと、やっている事に意義を見つけられて、がむしゃらに頑張るから、将来を見る事ができるんじゃないかな。なんとなく美容師をやる事ほど、辛いことって無いでしょ?お客さんが笑顔になるから頑張れるって言ったって、いつまでかな?自分が体壊した時のことを考えてる?歳とった時、本当にみんなあなたの所に来てくれるかな?みんながそうだから、そう言うからって、半分諦めているのは自己犠牲。自分自身でモチベーションを上げていける人は本当に限られてる。自分がそういう人じゃ無いって思うなら、まずは違う視点から物事を見てみようか。』

 

 

 

考え方は人それぞれだし、その人その人のやり方はあるけど、

僕みたいに、

『本当は何がしたくて、将来どうしていいかなんてよくわからない』

っていう人がいたら、きっとこう伝えると思う。

 

だって、『本当にしたい事』その仕事なのかどうかなんて、わかる人の方が少ないと思うし、

好きな事じゃないけど仕事がないと困るからやってる、じゃ納得しない人もいるし、

好きだけど将来性のない事を仕事にしたくない。って人もいるわけだから、

安直に『頑張れよ!やってみろよ!』って無責任すぎますよね。

 

 

『そんな事どうだっていい。人は人でしょ。自分は自分。人のことだから口出ししない。自分が正しいかどうかわかんないし。』

 

って、考えてる人、ある意味それもいいかもしれませんね。

ただ、物事は伝えなければ、その人の下で人は育たないかもしれないので、経営考えてるなら考慮した方がいいかもしれないですよね。

 

 

 

 

自分自身、まだよくわかってはいないのだけれど、

自分でもよくわからない場所で、間違った方向性で頑張るのは無意味。

 

 

未来が見えないのは、まだ未来を見れる人の元で働いていないから。

自分より優れた人の元で働いて盗めっていうけど、そう簡単に見つからないよね。笑(見つかっても働けなかったり)

 

 

だったら自分でその場所を作るか、ずっと探し求めて歩き続けるか。

やっとその人が見つかったとして、ただその人の下で『頑張って』働くのが幸せなのかそうじゃ無いのか。

幸せにも色々あって。。

 

 

考える事はそれだけじゃなくて、もっとたくさんあるけど、

色々わかった事があって、日記がてら書いておく事にしました。

 

 

まだ僕は未成熟で、24にもなって何してんだよって自分でも思いますけど、気がつけて良かったなあと、思います。

今まで甘やかされて生きてきて、言われたことだけ信じて生きてきたけど、

もっとドキドキして生きていたいし、チャレンジしていたいし、自分だから出来る事をもっと突き詰めて考えて、10年後見える自分を作りたいなあ。と思いました。

 

 

 

24になってやっとわかるって、普通ですか? やっぱ遅いんですかね??

 

 

 

これからが再スタートだな~。

と、やっと野心が出てきた今日この頃です。

今日この時点での僕の意見に過ぎませんが、誰かの役に立つと嬉しいです。

 

 

 

では、また!

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