人種差別は存在するかしないか。〜アイルランド留学編〜
人々の意識と自分の理想のギャップ
今の世の中アメリカでは人種差別や、女性差別について問題提起されているが、
世界的に見ても未だに根付いた問題。
日本でもよく見られる人種差別に目を瞑ることはできない。
街を歩けば他国からの訪問客を見ない日は無いというくらい数は増大し、そして共に挙げられる英語を話せないという問題。
左の数字が訪日外国人数を表していて、ちょっと古いけど、
2010年と比べて2016年は3倍程度に膨れ上がっているのがわかる。
タチが悪いのが、僕たち日本人はかつてから鎖国していた関係で、『外人』という存在への偏見が刷り込まれているということだ。
そもそも『外人』という言葉を用いることすら、あまり好まれることでは無いので驚いた。
僕たちが当たり前に使っていた、『外人』という言葉が、訪問客にとっていい印象を与えないからだ。
そして見慣れない彼らへの視線というのは、無意識のうちに冷たいものになってしまっているということにも気がつくべき。
ただでさえ目を合わせない日本人が、『外人』に対して笑顔を向けることは到底期待できない。
日本人は完璧なレイシストだ
と思う人は少なく無いように見える。
では アイルランドではどうだったか?
単純明快に答えれば、もちろんあります。
僕自身はそんなに受けた記憶は無いのが正直なところだが、
アジア人を真似してツリ目をしてくる人が多かった
まさにこんな感じで。笑
あとは、やたら『中国人』への差別が強いように感じました。
実際ダブリンにいた中国系の人は内輪でグループを作って、他との交流を図ろうとしている人をあまり見かけませんでした。
僕もよく、『お前は中国人か?』
と聞かれて、
『いや、日本人』
って答えると、
『おお!日本人か!大好きだよ!日本は!』
って答えが返ってくる。
すごく悲しい現実だけど、向こうの人たちにはそういう認識があって、いい意味でも悪い意味でも個の主張がある。
中国人でも日本人でもいい人もいれば悪い人もいるし、接してみてから判断しても遅くはないのに、
『お前は何人』
っていう理由だけで、差別が存在してるのが現実でした。
これはアイルランドだけじゃなく日本、どの国に行っても起こりうることで、とにかく油断だけはしないようにしようって、決心しました。
ただ、差別する側の人にもちゃんとセオリーがあって、文化、歴史的背景を周知の上で考えが固まっているから、完全に否定するのもどうかな。とも思うから複雑な気持ち。
少なくとも自分でも思う、やっておきたいことは、自分の国がどの国とどういう関係を持っていて、どういう出来事があったのか。というのをいつも頭の中に入れておくこと。
無知ほど怖いものはないので。
今日はこれくらいで!
ではまた!
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